石川界人と語る


げんさんと改めて
お仕事ができて嬉しい
お仕事ができて
僕らは声を扱っている職業ですので、いろいろなお仕事がありますが、今回は文京区さんのご協力に加えて、クラウドファンディングで一般の方の声を集め、それに応じてアイテムができるということだったので、こんな風に多くの人の声をいただいてから商品化するというのは、なかなか珍しいなと思います。また、僕自身、そういう声があるということを知れて良かったと思っています。
いろんな方の意向が
商品になる新鮮さ
商品になる
ーデジタルコンテンツ(NFT)商品化の経験は?
音声だとなかったかと思います。これまでの商品は数量限定であったりと、厳密に売り手の販売計画に基づいてできてる印象でしたが、今回のNFTはむしろ、いろんなステークホルダーの方々の意向や意見があって出来上がることの新鮮さがありました。

げんさんの絵の魅力と
歴史がマッチしている
歴史がマッチ
数年前になつめさんちのお2方が番組にゲストで来ていただいた時に、色紙に直筆で描いていただいたイラストをX(旧Twitter)のプロフィール画像として使用させてもらっています。
げんさんの絵は、すごい特徴的な色使いと、絵の緻密さが魅力的だと思っていて、この企画の絵に関しても、げんさんの絵の魅力がすごく生きているなと思いました。
キャラクターの設定としても時間遡行者で過去のことを知っているっていう設定が、なつめさんちのげんさんのタッチと歴史がマッチしていて。何かこう。風合いで。説得力を持たせるみたいなキャラクターデザインにでも新しいところもあったり、すごく時代が錯綜している感じがめちゃめちゃピッタリなキャラクターデザインだなと思いました。

Profile
名 前:京丈 文哉(きょうのじょう ふみや)
年 齢:不明(28歳くらいに見える)
身 長:172cm
体 重:58kg
誕生日:不明
結 婚:不明
性 別:男性
一人称:俺
好きなもの:
人間観察、時計の収集、読書(SF)、相棒のトッポ(ネズミ)
嫌いなもの:
グイグイくる人、タバコ、怪談話
いつ産まれたのか、どこで産まれたのか(文京区のようである)、何歳なのか、謎の多い人物。栞(シオリ)を挟むことで、時間を越えることができる不思議な手帳を持っていて、さまざまな時代を旅行している。
これまで、さまざまな危険にも直面してきたが、手帳の力で時空をずらすことができるため、京丈には物理的干渉をすることはできない。達観した物の見方をしており、全てを見透かしたような喋り方をするため、かなりの歳を重ねているように感じるが、見た目は20代である。相棒のネズミのトッポをいつも可愛がっている。
実は怪談話が嫌いで、聞かないようにしているが、旅をする過程でどうしてもさまざまな話を聞いてしまっている。時空の狭間からは、本来は見えない怪異が見えてしまうとか・・・
いつか一緒に仕事を、
めちゃめちゃ嬉しい
めちゃめちゃ
げんさんが番組に出演いただいた時に、Xのプロフィール画像の他に描いてきてくれた別の絵のキャラクターに即席で声を当てさせてもらったのですが、いつか一緒に仕事をしてちゃんと声をあてられるようになったらうれしいですね、と話をしていたので、今回こうした機会があってすごく嬉しいです!

未来志向が求められても
歴史と向き合う大切さ
歴史と向き合う
僕自身、現代において新しいコンテンツがどんどん作られていく中で、歴史よりも、新しいものが重要視されたり、未来のことを予測するっていうことが重視される世の中だと感じているんですが、やはり改めて自分たちが生まれた理由や、今過ごしている場所とか、そういうものが出来上がってきた過去に視点を向けるってことも非常に大事だと思っています。
でも、いわゆる日本史とか世界史とスケールの大きなものはハードルが高いイメージを持たれる方も多いと思いますので、まず身近なところからや、自分が興味を持った場所から、今までどういう人たちがそこで営みを起こして、ここに繋がってきているのかっていうことを知るのは、いろいろな意味で知的好奇心を満たしますし、それこそ一つの娯楽になると思います。
こういうコンテンツはどんどん広がっていったらいいなと思いますし、多くのユーザーに長く使ってもらえることをすごく楽しみにしています。
文京区はすごくいい街。
きっかけになれば嬉しい
きっかけに
僕は文京区出身で、すごくいい街だと思っていて、治安ももちろんいいですし、巡る場所も多くて、過去の歴史や坂だけでなくても、例えば「水道」という地区には日本初の都市上水道の歴史を感じる水道公園というのがあったり、能楽堂があったり、さまざまな歴史に触れられます。その他にも、さまざまな娯楽施設もあり、文京区で暮らしを完結できるぐらいいい街です。改めて訪れていただいて、こういう街もあるんだなという風に知っていただくきっかけになればいいなと思いますし、僕自身も文京区の全てを知っているわけではないので、自分の住んでいた街を皆さんと一緒にもっと知っていけたらうれしいなって思います。